ちゃーちゃんも馬が好き

一口馬主活動を報告するためのブログです。

ユニオン2020募集馬

 配送から4日後にようやくカタログが届きました。

 もう先にHP公開の週末に見まくったっつーの!

 しかし、DVDで大画面で見ると違いますからね。

 解像度がややデカいテレビに追い付いてないですが、スローモーション機能が使えますからね、歩様の吟味には必須ですから。

 プレイヤーはPS4です。

 写真もカタログとスマホでは印象が変わるもんですし、カタログが届かないと始まりません。

 

 GW前の発表から長く吟味を続けてきましたが、以下に書くのは基本僕が「良い馬」と思うものばかりで、それも数が多くて、絞るのに困りました。

 しかし、出資頭数には限度があります。

 そういう訳ですので、まず複数いる基本良い馬の中から、長所、強いて挙げればの細かい短所を見て、絞っていきたいと考えました。

 特定の募集馬の短所を公共の場で挙げる、これは一般的にはやってはいけない行為でして、特にユニオン、ターファイト、ローレルの馬には禁忌、これはお年寄りから子供まで知っている常識です。

 ノーザンファームの馬で、明らかな初心者ホイホイの馬だけは、初心者への周知の意味で短所を挙げて良い事になっています。

 もっとも、ノーザンファームというのはあらゆる点で桁外れのレベルの高さを維持しながら、なお上を目指し、かつ顧客に偉ぶる事無く対応は非常に丁寧懇切、理想的な企業ですので、誤解無きよう。

 

 では、僕が候補にした馬を募集番号順に挙げていきたいと思います。

 

No2 アルーリングハート19

イルクオーレの半兄で、父ルーラーシップ。母系に活躍馬が多く、半兄、本馬共に好馬体。母父ダイワメジャーなので、父でバランスが取れていると思う。弾むようなトモの動きは好材料、厩舎も佐々木師で上級。ただ、まだ腰高で全体のバランスが悪く、歩様にドタバタ感があると思う。もう少し成長を見守りたい。

 

No5 アスタラビクトリア

母はヴィクトワールピサと全同血のクロフネ牝馬。歩様も柔らかく、現状でも比較的体を使えていると思う。毛色も茶色がかった芦毛で健康そう。金成厩舎で、これで1200万という廉価なので、悪いところは無いでしょう。母の子出しが今のところ良くないが、これだけの血統をこの価格、次は良い子が出るかもとポジティブに考えれば良いだけでしょう。

 

No10 ラヴィングプライド19

母19歳と高齢ですが、母自身フランスG3勝ち馬、日本での子は3頭全て勝ち上がり、うち1頭はつい先日ジャンプ重賞で大穴空けたラブアンドポップ。この子は流産4回の果てにようやく産まれた初の大事な跡継ぎ牝馬ですが、動きがとてもしなやかで良く、母高齢も無視して良さそう。その上ユニオンと相性の良い相沢厩舎、これで1000万なら文句無しかな。

 

No12 ルーシーブライド19

イスラボニータ初年度産駒、従兄弟ストレイトガール。ストガーは母父タイキシャトルに対し、こちらはブライアンズタイム、字面ではダート感強いですが、動きは至極ゆったりと柔らかく、関節の可動域も広い。これは父みたいに瞬発力を活かす芝馬に成長するのではないでしょうか。ゆったりとモッサリを間違えてはいけません。これも1200万と廉価で、悪いところは無いと思います。社台サンデーで同価格帯のイスラボニータ産駒を吟味しましたが、単純に馬だけ見たら、イスラの中でこの子が断トツかな。

 

No16 タイニーダンサー19

説明不要、母の初子。父シニスターミニスター、母父サウスヴィグラスと、ダートで走ることを宿命づけられた配合。馬体はまず初子である事を忘れて良さそうに立派。やや硬いが、そもそもダート狙いなので問題無く、キビキビ、後肢の送りは伸びがあって良い。個人的に、カタログ開いた時に目に飛び込んだ立ち姿に一目惚れした。頭良さそうな目付きで、適度にピリピリしてそう。ブラックタイプが祖母までで埋まってしまう盛況さで、血の心配も全く無し。一応思うところがあるとすれば、母系の活躍が特に地方ダートに寄っているので、スピードよりはパワー型で間違いない点。ダート長距離なら問題無いか。あとは、2400万という価格がどうか。グランド産は最近割とコケ気味なので、挽回できるか。

 

No29 アンシェルブルー19

母は1億以上稼いだ有名な短距離馬で、父ロードカナロアでやはり短距離を狙った配合。母ほどに母系の活躍度が強くないが、10近く上の半姉ヒシバイタルの子たちがユニオンでは活躍している。個人的に母父マンハッタンカフェというのはどう評価して良いかわからず、単に活躍した父と母の配合という感はあるが、何より動きはとても良く、芝で力を発揮できると思う。この動き、母のネームバリュー、カナロア産駒となれば適正価格か。

 

No36 ゴールドチェイス19

預託予定の矢作師が何頭かの中から選んだと言う、ロードカナロア牝馬。5月半ばの遅生まれとは思えないほどトモの筋肉が発達していて、動きもキビキビして運動神経が良いであろう、間違いなく特別と言える募集馬。母系の活躍度はまあまあだが、ダートに寄っているので、ベルクワイアを見た今とあっては、この馬もダートの可能性はあると思う。繋ぎのクッションも今のところ固いし。ただ、スピードがあるなら活かさない手は無いので、順調に成長すれば、矢作師は芝で使うと思う。

 

No42 ビューティーコンテスト19

ムーンクレストを産んだ母も19歳。ムーンクレスト以外の子出しも悪くはないが、如何せん母高齢。そう思っていたが、動画での動きがダイナミックで力強く、毛艶も良くて健康そう。本田厩舎の使い倒しが合うタイプに見える。スピードがあるタイプではないと思うが、父ドゥラメンテで長距離タイプの馬に成長するか。この馬は3000万という価格がどうか。

 

 以上になります。

 この中から、出資すると思います。

 他にも良いんじゃないかと思える馬は複数いましたが、とりあえずピックアップとなると、こんな感じでしょうか。

 ユニオンの募集馬のレベルは着実に上がっていると思います。