ペイストリー7着、苦いデビュー
ペイストリーは単勝2番人気に支持されましたが、勝ち馬と2.6秒差の7着デビューとなりました。
ただ、この着順はデビュー戦の洗礼も多分にあったように思います。
周知の気性難からすればパドック周回は落ち着いていましたが、ゲート入りは渋りました。
また横を向いている時にスタートが切られ、やや出遅れました。
そして極め付け、ちょっと押したら簡単に4番手くらいまで上げられましたが、前に斜行気味に他馬に入られ、頸を上げ、手綱を引いて下がってしまいました。
この時点でだいぶ厳しくなったと思います。
3角くらいでやや置かれ気味になり、手応えは良くない感じでしたが、直線で追われるとジワジワ伸び、7着まで順位を上げました。
この結果を見て、次走東京ダート2100を目標に定めたのは妥当ですね。
ジョッキーは本馬が大飛びであることを指摘し、前に入られて窮屈になったのは厳しかったと言ってました。
広いコースで直線勝負に賭けやすく、スピードよりパワーを要求されるコースになりますから、理に叶った選択です。
次走巻き返しを期待、何とか勝ち上がって欲しいと思います。