今年の展望その②〜出資動向編
種牡馬やクラブの趨勢を踏まえ、今年の出資について吟味したいと思います。
まず、追加出資の予定は今のところありません。
シルクの追加募集馬については考察しますが、出資する予定はありません。
出資総口数が増えていく一方で、予算が厳しくなってきました。
という訳で、一次募集でもかなり制限すると思います。
どのクラブでも、出資したい馬は山ほどいるんですが、ここは我慢の子です。
種牡馬についてですが、現在ビッグ3からビッグ5になりつつあると思います。
ディープ、キンカメ、ハーツクライ、これに加えてロードカナロア、ルーラーシップです。
個人的には、これらの産駒は価格が高めになるため、当たり外れの様相が濃く、あまり食指が動きません。
活躍する可能性も高いんですが、あまり吟味する楽しみも無いですしね。
基本的にはパスです。
ハービンジャーは活躍馬が出始めましたが、来年以降ですね。
今年の3歳馬でG1馬が3頭も出たので、本格的に力を入れ始めるのは間違い無し。
そのうち、昨年の種付け前にペルシアンナイトを見れたはずなので、今年産、来年募集からですね。
個人的にもフリージングレインは悪くないし、走りそうだったのに亡くなってしまったラスファジャスも良かったし、最初からハービンジャーに悪い印象はありませんでしたが、これからもっと良くなっていくでしょうね。
昨年の募集馬たち、トモのボリュームが際立ち、踏み込みも力強い馬が多かった。
価格も高くないため、まだ青田買いの狙い目と見ています。
他の既存種牡馬には改めて特筆すべきところは無いですが、ノヴェリスト、エイシンフラッシュなんかも相手に良いのが居て、実馬を見たら面白い可能性は捨て切れません。
まあ、皆さんそうでしょうが😓
キズナは怪我さえ無ければかなりの成績を残せたと思いますが、特に脚元が弱かったとも思ってません。
気性の良さに秀で、ディープのバネとスタミナ、サンデー系の切れ味と根性で日本で活躍したのみならず、ニエル賞で勝ち、凱旋門を4着したパワーも兼ね備えていました。
キズナは母系のもたらしたものが大きく、母母の血が異系血として有効となり、母父stormcatと合わせてパワーをもたらしていると考えています。
配合次第で雑種強勢となり、高いレベルでバランスの良い産駒が期待できると思います。
以上は持論ですが、ディープが種付け料3000万でキズナがその12分の1とは…。
価格に関してもリーズナブルになると考えています。
エピファネイアは…母系も良いし、能力も非常に高かったですが、キズナに興味あり過ぎて、今のところはまだそこまで欲しくない。
実馬を見たら考えが変わる可能性はあります。
現役時代、キズナに比べて気性がかなり危うく、ピーキーな馬でしたが、逆に脚元に問題が少なかったはず。
ジャパンカップはとても強かったですね。
色々噛み合えばG1をもっと勝てたはずで、その身体能力に期待。
あとはゴールドシップ。
スタミナとパワーお化け、スピードと気性に難があった父の子がどう出るか、期待半分不安半分です。
とは言え、G1をあれだけ勝った能力は伊達じゃないはずで、晩年の下降ぶりが評価を過剰に下げた印象。
ユニオンあたりで安くて可愛い芦毛の子が出れば、来年からでも。
それ以外は様子見て、来年以降かな。
おおよそこんなところです。
キズナ産駒をメインに、ジャスタウェイ、エピファネイアらの青田買い狙い、良ければゴールドシップも、て方針でしょうか。